東海若手市町村議会議員の会 岐阜研修に参加

岐阜駅から徒歩10分くらいの所にある「NOBUNAGAキャピタルビレッジ」http://www.nobunaga-capital-village.co.jp、「岐阜市立草潤中学校」https://gifu-city.schoolcms.net/soujun-j/を、本日、東海若手市町村議会議員の会のメンバーの皆さんと視察させていただきました。

「NOBUNAGAキャピタルビレッジ」は、 2021年4月に十六銀行が100%出資する投資専門子会社として誕生した新しい企業です。少子高齢化の中、銀行は融資など銀行業だけで生き残ることが難しくなってきたことから、新しいビジネスモデルとして、投資専門部門から独立し、自ら投資先を発掘し、地域の担い手向けの投資ファンドを持つなど、地域に限らず、日本全国を相手にする事業を応援している企業です。

代表の峠さんが、十六銀行フィナンシャルグループの池田社長から言われたという「成長よりも変化をしてくれ。」という言葉に、私もハッとさせられました。時代は刻一刻と変化していっている。それに適応していくことが求められているんですね。

オフィスは開放的で心地よいコワーキングスペースでした。岐阜大学起業部の学生さんにも、いろいろお話が聴けて、ワクワクしました。見学させていただいて、とても勉強、また刺激になりました。

次に、昨年に引き続き、不登校特例校の公立草潤中学校を視察しました。
一人ひとり丁寧に、子どもたちに寄り添うためには、各学年10名程度の受け入れでなくては困難だということです。つまり規模(人数)が支援にとって重要で、教職員の定数は、子どもの人数によるクラス編成によって割り当てられ、国の基準でそれは決まっているので、不登校特例校の定員枠を作ってほしいと、国には要望を伝えているとのことです。

オンラインでの支援や、通級支援で地域の学校に所属しながらも週に1日通っている生徒もいます。不登校支援への要望はたいへん多いです。今後は、この草潤中学校で得られた成果や知見を、他の通常校に水平展開していき、学校内で安心できる居場所づくり、自分に合った学びを選択できる仕組みづくりなど、個別最適な学びを模索していくことも求められています。