岐阜市歴史博物館の企画展「岐阜和傘~受け継がれる技と美~」

 本日、岐阜市歴史博物館の企画展「岐阜和傘~受け継がれる技と美~」を鑑賞してきました。ずっと行きたいと思いつつ、予定が合わず、開催終了の前日になってしまいました。


 この春、国の伝統的工芸品に指定された、岐阜の誇る伝統工芸の一つ『岐阜和傘』
 岐阜の和傘づくりは江戸時代に始まりました。繊細で優美な岐阜和傘は、名産品として江戸や大坂、海外でも名を馳せました。

 現在、岐阜は国内で唯一傘轆轤を量産していて、和傘の傘骨などの基礎になる部品をつくり、組み立て、仕上げまでを一貫して行っています。また、和傘生産の国内シェアを6割以上占めるなど、日本における和傘産業を牽引しています。  

 昔の和傘のデザインや、色の合わせ方など、昔のものがとても新鮮なものに感じました。傘は日常的に使うものですが、デザイン性に優れていて、遊び心も感じられ、匠の技を堪能することができました。  

 ぜひ、その素晴らしい技術と美しさをご覧ください。開催は明日5月22日(日)まで。